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ソリューション技術

ポンプ本体による
渦の抑制技術

ポンプに悪影響を及ぼす渦の発⽣をポンプ本体で抑制

近年のゲリラ豪⾬などへの対策として、排⽔機場では排⽔容量を増やしたり、運転⽔位を下げるニーズが増加しています。しかし、既存⽔槽の⼨法や形状がそのままでは⽔槽内の流速が速くなり、ポンプに悪影響を及ぼす⽔中渦や空気吸込渦が発⽣します。その渦対策として、従来では⽔槽内に⼟⽊構造物である渦流防⽌板を設置する必要がありましたが、設置には多額の⼯事費と⽇数がかかります。
トリシマは、これらの渦の発⽣をポンプ本体で抑制することにより、渦流防⽌板を不要とし、⼯事費の削減、⼯事安全性の確保および⼯事⽇数とポンプ不稼働期間の短縮を実現します。

ポンプに悪影響を及ぼす渦の発⽣をポンプ本体で抑制のイメージ 渦対策リング(空気吸込渦を抑制)二重ラッパカン(水中渦を抑制)

近年、ゲリラ豪雨の頻発や都市化の進行などにより、排水機場には大量の雨水が短時間で流れ込んでくる傾向があります。

排水機場の主なニーズ

  • 大容量ポンプへの取替えや増設
  • 運転水位の低水位化
排水機場の主なニーズのイメージ
排水機場の主なニーズのイメージ

既存水槽の形状や寸法がそのままで、ポンプ容量のアップや運転水位を下げると、水槽内の流速が速くなり、渦が発生します。この渦は、振動や騒音、ポンプ性能の低下、運転不能といった、ポンプに悪影響を及ぼします。

渦の防止対策

従来の渦対策

土木構造物である渦流防止板の設置には、多額の工事費と日数がかかります。また、稼働中の水槽へ設置するには、大がかりな止水設備の設置や水抜き作業が必要で、工事は危険が伴います。

従来の渦対策のイメージ

ポンプ本体による渦対策

渦の発生をポンプ本体で抑制できるため、渦流防止板の設置が不要となり、水槽内での危険な土木作業を省略できことから、工事費の削減および工事日数とポンプ不稼働期間の短縮が図れます。

ポンプ本体による渦対策のイメージ

渦対策リングと二重ラッパカンの効果

渦対策リングと二重ラッパカンの効果のイメージ 渦対策リング(空気吸込渦を抑制)二重ラッパカン(水中渦を抑制)

NETIS登録製品(QS-110037-A)/ NNTD登録製品(1363)

二重ラッパカン
[ 水中渦を抑制 ]

ラッパカンを二重にすることで、吸込口周りの流速分布および旋回流れを変化させ、水中渦の発生を抑制します。

二重ラッパカンのイメージ

JISでは吸込ベルと呼びますが、当社ではラッパカンと呼びます。

NETIS登録製品(QS-210012-A)/NNTD登録製品(1363)

渦対策リング
[ 空気吸込渦を抑制 ]

縦配管で旋回流れを変化させ空気吸込渦の発生を抑制し、渦が発生してもリング状配管で渦の成長を防止します。

渦対策リングのイメージ

D:ポンプ吐出し口径

ポンプ本体による渦対策の採用ニーズ

  • 信頼性・機能性の向上
    • ⼤容量ポンプの設置(既設ポンプの取替えや改造にも対応したい)
    • 様々な吸⽔槽形状への対応(⽔槽形状とポンプ配置の課題、⽔槽の耐震⼯事による形状変化に対応したい)
    • 横軸ポンプの吸込み管への適⽤
  • 施⼯性の向上(安全性確保・⼯期短縮など)
    • 吸⽔槽内での渦流防⽌板⼯事を省略(⼯事の安全性を確保したい、⽔槽内⼯事による他号機への運転の影響を無くしたい)
  • 運転操作性の向上
    • ポンプの運転可能⽔位を低下(降⾬前に⽔槽⽔位を下げたい、ポンプ運転・停⽌の頻度を軽減したい)

納入事例

下水ポンプ場での渦対策ポンプ(φ1,350mm)の写真
下水ポンプ場での渦対策ポンプ
(φ1,350mm)
下水処理場での渦対策ポンプ(φ1,200mm)の写真
下水処理場での渦対策ポンプ
(φ1,200mm)
下水ポンプ場での渦対策ポンプ(φ800mm)の写真
下水ポンプ場での渦対策ポンプ
(φ800mm)

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トリシマのソリューション技術カタログイメージ

トリシマのソリューション技術
(本技術はP5~7に掲載)

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