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排水量増強による「予備機化」で 施設の信頼性と機能性を向上

大阪府北部流域下水道事務所から淀川右岸流域下水道 高槻水みらいセンター 8号外雨水ポンプ設備改修工事を受注 [2024年7月受注]

 大阪府北部流域下水道事務所より、高槻水みらいセンターNo.7雨水ポンプ改修工事(2024年2月発行のカンパニーマガジン227号 Project Highlightsで紹介)に続き、No.8、9、10雨水ポンプの改修工事を受注しました。
 流域下水道とは、2つ以上の市町の下水を1ヶ所に集めて処理する下水道事業の形態の一つで、都道府県が管理しています。大阪府には北部、東部、南部の3つの流域下水道事務所があり、高槻水みらいセンターは北部流域下水道事務所が管理しています。
 本センターは枚方大橋から西側約1kmの場所にあり、32万㎡(甲子園球場の約8倍)の広大な敷地を有し、処理場の屋上に整備された緑豊かな「高槻スカイランド」のほか、芝生広場や運動広場、遊歩道、テニスコートなどもあり、府民の憩いの場となっています。
 雨水を強制排水する雨水ポンプは本センターに13台設置されており、最大で毎分約5,200トンを排水する能力があります。しかし、No.8、9、10雨水ポンプは共用開始から30年以上が経過して老朽化が進み、エンジンには生産が停止された部品もあることから、不具合が生じた場合でも速やかに機能が回復できるようにするため、今回の工事でエンジンや減速機の更新を行います。
 また、大阪府の流域下水道事業では近年の豪雨の頻発化や降水量の増加に備え、施設稼働の信頼性を向上させるための「予備機化」に取り組んでおり、雨水ポンプの排水能力を増強することで、万が一稼働できないポンプがあっても機場としての排水量を確保できるようにしています。例えば、1㎥/秒を排水するポンプが5台ある機場(=機場全体の排水量が5㎥/秒)の場合、1台の排水量を1.25/秒に更新すると4台で5/秒となり、1台が整備中でも5/秒の排水量を確保することができます。今回の工事も「予備機化」の一環で行われており、ポンプを整備して再使用し、改造を施すことで排水能力増強を行います。
 ポンプ設備の改修と更新によって施設全体の信頼性と機能性が向上し、流域で生活する人々の安心・安全な環境づくりへの貢献が期待されています。

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