北海道開発局 網走開発建設部から網走川中央地区 美幌揚水機場機械設備新設工事を受注 [2024年6月受注]
美幌揚水機場がある網走郡美幌町は、北海道東部に位置し、小麦、豆類、ばれいしょ(ジャガイモ)、てんさい(砂糖の原料)、たまねぎなど野菜類の畑作が行われています。しかし、本地域の畑作は降雨に依存しており、少ない降水量と保水性の乏しい土壌条件が重なり、農業生産性が不安定な状況にあります。
そこで、美幌町と隣接する大空町の2,289haにおよぶ農業地帯において、農業用水の安定供給、農業生産性の向上および農業経営の安定を図るため、「国営かんがい排水事業 網走川中央地区」が2017年に着手し、本工事もその一環で行われることになりました。新しい揚水機場の建設と既存の水利権を再編することで、畑地かんがい(スプリンクラーなどで散水すること)を行うための安定した用水が供給されます。
本工事は、トリシマが受注して2023年3月に完成した美幌揚水機場新設工事の第二弾であり、今回「野崎・豊幌幹線系」に供給する送水ポンプ3台、保圧ポンプ2台、受電・制御設備の製作・据付を行います。発注にあたっては、総合評価入札方式が採用され、「機器据付時の安全対策」を考慮したトリシマの提案が高く評価され、受注に至りました。
現在は2025年8月の完成に向けて、機器の設計・製作が進められており、本工事の完成による農業用水の安定供給を通じた農業生産性の向上が期待されています。
