九州農政局から西国東海岸保全事業 2・3号排水機場ポンプ設備製作据付工事を受注 [2024年3月受注]
今回受注した排水機場は、大分県の国東半島西側に位置する豊後高田市を流れる赤坂川の右岸・左岸にそれぞれ建設されます。二級河川の赤坂川が注ぐ周防灘は、遠浅で干拓に適した地域として昔から知られており、江戸時代中期から新田開発が行われてきました。この干拓地では、白ネギの栽培が盛んで西日本一の産地となっており、市町村別では全国2位の産出額を誇ります。
50年以上前に実施された国営西国東干拓事業では、堤防などの海岸保全施設が築造されましたが、老朽化が進行して維持管理に支障が生じるようになりました。さらに、激甚化している豪雨と既設の排水機場の能力低下が相まって、農作物の湛水被害などが頻発しており、地域住民の方々は不安な生活を強いられています。そこで、既設の排水機場に隣接して2号排水機場(呉崎)と3号排水機場(西真玉)が新しく建設されることになりました。
本工事の入札にあたっては総合評価方式が採用され、技術提案においては「ポンプ設備の操作管理を容易に行うための工夫」が課題として出題されました。トリシマは、顕在および潜在しているニーズに応える提案を行い、参加7社において最高得点を獲得して受注に至りました。
新しく排水機場が完成すれば、排水能力が回復して農地が守られ、地元農家の方々が安心して営農できるようになります。その明るい未来の実現に貢献するため、2026年3月の完成をめざして設計・製作が進められています。

