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エジプト政府主導の灌漑プロジェクト向けポンプ大型受注

エジプト政府からFuture of Egypt Phase2 project (Reclamation 400,000Feddans*) における9機場向けのポンプ75台を受注 [2023年12月受注]

 大きな国土を持つエジプトは、国土の約95%が砂漠地帯であるため、人口のほとんどがナイル川河口デルタ地帯およびナイル川流域の狭い地域に集中しています。現在、同国の人口はアラブ地域最大の1.1億人ですが、2050年には1.75億人へと更なる増加が予測されており、急激な人口増加によって食料需要の増加だけでなく、既存農地の喪失(住宅地転用)や水資源の不足といった問題が深刻化しています。それによって、農業セクターへの負担が懸念されています。
 この状況を解決していくためにエジプト政府は、持続可能な農業と自給自足を目指して、ナイル川河口デルタ地域の南西に新たな農業地域(New Delta)を開拓しています。2021年に発足した「New Delta Project」では、将来的に農地面積約90万haに水を供給する能力を持つ人工河川を建設しました。今回の「Future of Egypt Project」は前プロジェクトの初期事業として、西方砂漠(ナイル川の西に広がる砂漠地帯)の一部を段階的に約44万haの農地へと開拓していく計画です。
 Phase1~3で計画されている本プロジェクトにおいて、今回トリシマはPhase2向けとして9つのポンプ場で使用されるポンプ合計75台を受注しました。約17万haの農地開拓・耕作に用いられる水がトリシマのポンプによって供給されることになります。
 トリシマは同国向けに、灌漑用ポンプなど1,000台を超える数多くのポンプを納入しており、近年では、コロナ禍でも納期に遅れることなく200台以上の大型ポンプを製作・供給した実績が政府に評価され、今回の受注につながりました。同国にはポンプのメンテナンス工場を建設する予定で、水・食料問題の解決に向けて信頼性の高いポンプの供給と万全のサービス体制で貢献していきます。

*Feddanはエジプトの土地面積単位で 1Feddan = 0.42haに相当(400,000Feddan = 168,000ha)

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