ポンプの性能の良し悪しを決めるのは、その効率にかかっていると言っても過言ではありません。 エネルギーの損失を抑えて、できるだけ無駄のない運転、設備を実現することで、保守管理やランニングコストの大幅な削減につながるのはもちろん、環境への意識が世界的に高まるいま、CO2の削減にも大きく貢献できます。
ポンプは長年使っていると、ケーシング流水壁面とインペラ壁面の表面粗さが大きくなります。
これが損失を招き、ポンプの効率を低下させます。この経年劣化部位の補修をかねて流水面をコーティングし、なめらかにすることによりポンプ効率を改善させます。
1年365日24時間、休まず運転しているポンプ。その運転状況は、外からは確認できても内部のダメージまではなかなか監視しきれません。 そのため車検と同じように、定期的に点検して、その健全性を確認する必要があります。 ここではとくに、ボイラ給水ポンプを例としてオーバーホール(工場持込全分解点検整備)を紹介。 現地整備だけでは不可能な内部スケーリングの除去やインペラの磨耗状況確認、回転体の不釣合い調整など徹底的に整備、 性能試験で効率が改善していることを確認のうえお客様にお返しします。
お客様のポンプを確認、診断した結果、最適なソリューションとして、ポンプの全取り替えを提案することもあります。 その場合、古いポンプを新しく取り替えることによって、実際にどのくらい消費電力が削減されるのか提案書を作成し、取り換え後は報告書を提出いたします。
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