TOP > NEWS > IR > アルジェリアのRO海水淡水化4プラント向けポンプを同時受注
2024.02.26
WETICOから3プラント向けに13機種/85台 [2023年8月受注]、
METITOから1プラント向けに11機種/58台を受注(4プロジェクト合計143台)[2023年9月受注]
サウジアラビアのWETICO(Water and Environment Technologies Company Limited)およびアラブ首長国連邦のMETITO (METITO (OVERSEAS) LTD.)からアルジェリアの4つの海水淡水化プラント向けにポンプ計143台を受注しました。
アルジェリアはアフリカ大陸の北東部に位置し、アフリカ大陸最大の領土面積を誇る国ですが、その大部分をサハラ砂漠が占め、乾燥した平原地帯となっています。
現在、同国はグリーン水素の製造をはじめ、水素・アンモニアの分野で大変注目されています。この背景からも、海水淡水化プラントは大変重要な役割を担っています。
今回トリシマがポンプを提供することになる海水淡水化プラントは、Algeria Energy Companyが主導している4つで、それぞれのプラントは地中海に面するBejaia、El Tarf、Cap Djinet、Foukaに建設されます。各プラントはRO(逆浸透膜)法が採用されており、1日あたり30万㎥(約300万人分の使用量に相当)の造水能力を有しています。
同国では水素・アンモニア製造に伴う水源確保の観点からも、海水淡水化プラントの建設が今後も増えていくものと予想されますが、同時にプラントにはさらなる高効率化や低炭素化が求められ、プラントの主要機器であるポンプにも、高い効率と信頼性が求められています。トリシマは、海水淡水化プラント向けポンプの豊富な納入実績や、これまで培った技術・ノウハウを活かして、ますます高まるお客様のニーズに応える高性能なポンプを供給し続けることで、水の安定供給・脱炭素化の両面に貢献していきます。
PAGETOP