TOP > 採用情報 > トリシマ早わかり > どんな会社? > そもそもポンプって?
ポンプは、よく人間の心臓に例えられるように、表からは見えないけれど、止まると死んでしまう大変重要な機械です。
「水を低いところから高いところに上げる」「水の圧力(勢い)を高める」というところですが、みなさん、扇風機を思い出してください。扇風機が回っているところに、水をかけるとどうなるでしょう? 水が飛び散りますよね。そう、遠心力が働いているからです。ポンプの仕組みも、基本的には、これとまったく同じこと。
インペラという羽根車を回して、空気ではなく、水を動かしているのです。
とはいえ、そんなに簡単にハナシが終われば、ポンプ屋はいりません。
一口にポンプといえど、奥が深く、
新人の技術者から、この道50年の匠まで、日夜、そんなことを追求し、試行錯誤を繰り返しているのです。
これが、トリシマ製品の中でもっとも高圧なポンプです。富士山以上ですね。
「そんなに上げてどうするの?」ですか?
ごもっとも。トリシマだって、別に、噴水ショーをやっているわけではありません。
たとえば発電所。そこでは、超高圧のボイラが焚かれています。
どのくらい圧力が高いかというと、水深4,000mの海底(南海トラフ)でかかる圧力と同じくらい高いんです。
このボイラの中に、タービン(発電機)を回す蒸気をつくるため、水を送り込むのがボイラ給水ポンプ。
発電所の中でも心臓部となるもっとも重要なポンプです。
だいぶん話が見えてきましたね。
そう、ボイラの圧力以上の圧力で送り込まないと、水は跳ね返されてしまいます。そこで、こういう全揚程(ポンプが水を吹き上げられる高さ)4000メートルなんていう超高圧ポンプの登場、というわけです。
どうでしょう、みなさん。少しはポンプが身近に感じてきましたか?
え、全然?
それは残念。ぜひトリシマに来て、この奥深く、やり甲斐のある世界にハマってください!
人が知らない世界を知りたい。人とは違うことがしたい。そんな人にはピッタリの仕事です。
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