TOP > NEWS > 受注情報 > エコポンプへの省エネ更新で消費電力とCO2削減に貢献
2023.11.27
花王株式会社から同社栃木工場向けにエコポンプを受注
花王株式会社では、2021年に国内すべてのロジスティクス拠点(55ヶ所)などで使用する電力において100%再生可能エネルギー化を達成されるなど、2040年カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを推進されています。同社の栃木工場においても、東京ドーム4個分におよぶ敷地内の建屋屋上に太陽光発電パネルが設置されており、事務棟入口に発電量が常に表示されています。
今回、同社で実施されている省エネ活動の一環として、栃木工場内に設置されている既設ポンプ(他社製ポンプ)3台をトリシマ製ポンプに更新いただきました。そのうち、西井水送水ポンプの2台においては、4Pの多段ポンプを2Pの単段ポンプに更新することで、消費電力をおよそ40%削減することができました。ポンプの更新にあたっては、実際に既設のポンプと更新後のポンプの電力・流量測定を実施することで、仕様点ベースではなく実際の運転点に基づいて更新ができたこと、また、更新後にも実際に省エネが実現できているかを確認・報告するトリシマの省エネ提案活動を高く評価いただきました。さらに、更新後のポンプにはトリシマの「TR-COM(回転機械モニタリングシステム)」も採用いただき、振動のトレンド管理およびFFTによる周波数分析により従来では気づけなかった状態変化を早期に発見することも可能としています。これら実績をきっかけに、2023年7月には同社の他工場も巻き込んだ大規模な省エネ講習会を開催することができました。
今後もポンプによる省エネとTR-COMによるスマートメンテナンスの提供を通して、お客様のニーズにお応えしていきます。
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