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このページにたどり着いてくれたみなさま、ありがとうございます。どのようにして、「トリシマ」を知っていただいたのでしょうか。私たちは、BtoBのなかでも目立たない産業であり、大々的な宣伝をしているわけでもないので、残念ながら知名度はそう高くありません。ただ、ポンプというのは非常に面白い仕事です。人間の心臓と同じで表からは見えませんが、つねに動いており、止まると大変なことになるものです。たとえば蛇口を開けると水が出てくるのもポンプが裏で水を運んでいるからですし、電気をつくる発電所でもポンプが欠かせません。また、豪雨時には雨水を排水し、河川の氾濫を防ぎます。一方、稼働台数が多く稼働時間が長いため、多くのエネルギーを消費するのも事実です。日本でつくられる電気のうち、約30%はポンプが消費していると言われています。ですから、 私たちの造るポンプの消費エネルギーを減らせば、省エネやCO₂削減にもつながる。「安心・安全」と「省エネ」。まさに人類社会が求めるソリューションを提供しており、人生をかけて取り組むに値する仕事だと思っています。

さらにこの仕事の面白いところは、世界で活躍できることです。とくに新興国では今も継続的に人口が増えており、都市化も進んでいます。これからますます発展していくなかで、「水」と「電気」は必要不可欠なインフラであり、信頼性が高く、高効率、高性能なポンプが求められます。こうしたポンプを製造できるメーカーは世界でも数少なく、トリシマはその一社としてこれまで世界100ヶ国以上にポンプを納入してきました。今では売上の約50%を海外が占め、我々の活躍拠点も世界中に広がっています。

そうした世界に通用する技術力、失敗を恐れず挑戦するDNA、時代に合わせて柔軟に変化してきたこと。私たちの強みはいろいろありますが、「ダイバーシティ」もその一つです。今やグループ全体の外国人比率は約4割。違いを認めながらも同じベクトルに向かい、イノベーションを生んできました。人種や性別などは分かりやすい違いですが、価値観や考え方、育ってきた環境など表面には現れにくい違いもあります。そして、「職歴」もダイバーシティだと考えます。前職での経験を思う存分活かしていただきたい。外部からの視点で、どんどん新しい風を入れてください。トリシマには、「出る杭は伸ばす」文化があります。今も多くのキャリア採用の方が働いており、みなさん前職で培った経験やスキルを活かしていきいきと活躍しています。課長、部長と昇進していく人も多くいますし、執行役員、取締役とキャリアパスも天井がありません。 ぜひ「転職者インタビュー」も読んでみてください。

img2019年にはおかげさまで創業100周年を迎え、101年目の扉を開けました。諸先輩方から受け継いできた素晴らしい財産は守り、時代に合わせて変えるべきところは変えていく。今、国を挙げての働き方改革が進んでいるように、トリシマでも「『変える』を当たり前にする」をコンセプトに、ハードもソフトも本気で変えていっています。2021年には、 新本社工場ビルも完成予定。情報やコミュニケーションをオープンにし、誰もが働きやすい環境を実現するこのプロジェクトに従業員一同わくわくしています。あなたもぜひ一員に加わって、これまでの経験や強みを思う存分活かしてください。お会いできることを心より楽しみにしています。

2020年2月
代表取締役社長
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