コロナ禍の留学先で、インフラの重要性を実感。
「水」に関わるトリシマの仕事に魅力を感じました。
入社: | 2022年 |
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出身: | 教育学部 小学校教員養成課程 卒業 |
私が所属しているのは、海外本部の中のセールスエンジニアグループ、頭文字をとってSEGと呼ばれる部隊で技術的な面から営業をサポートする仕事です。具体的には、営業がポンプの見積もり依頼を受けたとき、お客様の条件に合わせて最適なポンプを選び出し、提案します。主要機種は20、30種程度なので少なく聞こえるかもしれませんが、トリシマのポンプは発電所や海水淡水化プラントなど、インフラ向けの大型・高圧ポンプです。一品一品が注文を受けてから製作する受注生産のため、同じ機種でも毎回異なります。一回の提案では終わらず、何度も細かい調整を重ね、引合いから受注まで数か月に及ぶこともざら。お客様とのメールが往復100本を超えることもありますが、苦労の末に受注が決まったときはやっぱり嬉しいですね。
私の上司は、ポンプ選定一筋のプロフェッショナルで、これまでにこなした案件は2、3万件と聞いています。技術的な知識はもちろん、海外駐在の経験もあるので現場をよく知ってるし、どんなときにどんなポンプを選べばいいか全部頭の中に入っていて、まるでコンピュータのよう(笑)。まだまだ道は遠いですが、いつか私も選定のプロを極めたいです。
大きなきっかけは留学の経験です。コロナウイルスが世界に蔓延しだした2020年にトルコに留学していたのですが、パンデミックで現地も混乱している頃だったため、冷暖房設備が故障したり、水の配達(家まで送ってくれるサービス)が遅延したりと、予期せぬ出来事が立て続けに起こりました。
そこで感じたのが、インフラ設備の重要性です。日本では当たり前の存在になっている飲料水や冷暖房設備は、世界では貴重な存在なのかもしれないと思い、インフラ業界に興味を持つようになりました。リサーチした中でも、海水淡水化プラントのポンプ分野で高いシェアを誇るトリシマは特に印象に残りました。
就活で様々な会社の説明会や面接に応募していた際、トリシマは雰囲気の良さ、参加しやすさの点で飛びぬけていました。大企業の説明会は、就活生の数が多くて質問できる環境ですらないことが多かったですが、トリシマのオンライン説明会は比較的少人数で、人事の方もゆっくり分かりやすく説明してくれたので、何度も質問させてもらいました。私の大学の出身者もいると聞いていたので、内定をいただいたとき、思い切って「大学の先輩とお話させていただけませんか?」と聞くと快くオンラインミーティングを設定してくれて。3人の方が出てきてくださったのですが、みなさんとても仲良くて楽しそうで、ここで働きたい! と入社を決意しました。
先日、お客様から短期間での図面の提出を求められ、ある部署に無理なお願いをしなければならない状況に直面しました。その際、快く対応してくださったのは、趣味のバイクツーリングを通じて知り合った先輩でした。その方がいなかったらと考えると、今頃とても困難な状況に陥っていただろうなと思います。トリシマは比較的小規模な会社であるため、バイクや野球観戦などの共通の趣味を通じて築いたコミュニティが非常に役立つことが多いです。社員同士のつながりが深く、趣味を共有することで仕事の助けになるのは大きなメリットです。共通の趣味があることで、仕事の話だけでなくリラックスした会話もでき、楽しみながら働ける環境が整っています。このような環境は、他の会社ではなかなか見られないんじゃないかな、と感じています。
8:00 | 勤務開始(メールチェック) |
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8:30 | グループ内ミーティング(今日やるべき仕事内容を上司と確認、報告する) |
9:00~12:00 | デスクワーク(海外案件ポンプの選定や見積業務を主に行っています。) |
12:00~15:00 | デスクワーク or 会議 (他部署との打ち合わせも一か月に1~2回ほどあります) |
16:00~17:00 | 部内会議 業務改善についての打ち合わせなど |
14:00~17:00 | デスクワーク(顧客からの技術的問い合わせへの回答、提案書の作成、見積書作成) |
19:00 | 今日の仕事の振り返りと、明日の仕事を確認し、 退勤 |
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