グローバルに展開し、
外国人採用にも積極的なトリシマ。
自分の力とバックグランドを
活かせると確信しました。
入社: | 2013年 |
---|---|
出身: | 機械工学科 卒業 |
現在、私はサービス部門で海外顧客向けの技術サポートを担当しています。具体的には、ポンプ部品の見積作成、技術的な問い合わせへの対応、そして海外の顧客向け講習会の企画・実施などを行っています。講習会では、ポンプの操作方法やメンテナンスの指導を行っています。
世界中のお客様を担当するため、文化や言語、慣習の違いなどに苦労することもありますが、コミュニケーションに重点を置き、グローバルな視点でのサポートを心がけています。この仕事は、さまざまな国の方と出会え、見聞を深められるのが大きな魅力です。また、業務の効率化を図るために、自らプログラミングでツール改善も行っています。
私はマレーシア出身で、子供の頃から日本の番組やアニメ、J-POPに親しんで育ちました。また、両親が海外留学の経験を持っていたことも影響し、自然と「日本で学びたい」という想いが強まり、日本の高等専門学校に入学しました。
就職活動を進める中で大きなきっかけとなったのは、流体力学の教授が流体機械業界でのトリシマの革新的な取り組みや技術力の高さを熱く語ってくださったことです。その話を聞いてから、トリシマへの関心が大いに高まりました。特にグローバル展開には大きな魅力を感じました。また、トリシマが積極的に海外人財を採用していることを知り、私の語学力や国際的なバックグラウンドを活かせる絶好の機会だと確信。グローバルな環境で働くことで自己成長のチャンスも得られると考え、ここでチャレンジしてみたいと入社を決意しました。
入社2年目に一人でブラジルに出張した時のことです。出発前に十分な準備をしていたつもりでしたが、実際に現地に足を踏み入れると、言語の壁や現地の習慣、さらには技術用語の違いに戸惑うことが多くコミュニケーションに苦労しました。特に印象に残っているのは、現地でお客様のポンプ設備を点検しているとき、深刻なトラブルが発生したことです。すぐに原因を特定し、迅速に対応する必要がありましたが、時刻はもう暗くなる頃。出張に来ているのだから一人でどうにかしないと、と頭をフル回転させるものの、焦りと不安ばかりが募り時間だけがどんどん流れていきました。日本との時差は12時間。翌日、夜も明けきらないうちに起きて日本の上司や同僚に連絡し、ようやく解決策が見えてきたときは本当に安心しました。そこから、現地スタッフとも密に連携を取り、最終的にはなんとかトラブルを乗り越えることができました。
この経験から、一人で責任感を持って頑張ることも大事ですが、とくにお客様の現場など迅速な対応が求められるときは、上司や同僚はもちろんエンドユーザーや現地スタッフなど、関係者みんなと連携をとって進めていく重要性を学びました。常に自ら学ぶ姿勢を持っていれば、周りもきっと応えてくれます。そうして自分が構築してきた社内外のネットワークを活用することで、今では困難を乗り越える力が身についたと思っています。
学生時代に学んだ知識は現在の仕事に大いに活かされています。特に、材料力学や流体力学の基礎知識は、技術サポートを行う上で不可欠です。また、入社後もすぐにポンプの製造プロセスに関する理解を深めることができる工場研修が2ヶ月ほどあります。このときに学んだことは、後々顧客の課題解決に役立っています。学んだ知識を実践で活用できることが、この仕事のやりがいの一つだと感じています。
8:00 | 勤務開始(メールチェック、スケジュール確認)) |
---|---|
9:00~10:00 | 社内ミーティング(週間予定の共有、見積要求進捗報告) |
10:00~10:10 | グループメンバーとカフェで短い休憩(情報交換の機会) |
10:10~12:00 | デスクワーク(海外顧客向け見積書作成、技術資料作成) |
13:00~14:00 | 海外支店とのウェブ会議(見積進捗確認、新規注文の確認、トラブル対応など) |
14:00~17:00 | デスクワーク(顧客からの技術的問い合わせへの回答、提案書の作成、見積書作成) |
17:30 | 退社 |
Copyright © Torishima Pump Mfg. Co., Ltd. All rights reserved.