受注の初期段階から関わり、
考え抜いた設計が現場で生きる瞬間にやりがいを感じます。
| 入社: | 2015年 |
|---|---|
| 出身: | 理工学研究科 |
私は主に海外向けの新規ポンプ販売に関わる技術支援と原価見積の作成を担当しています。
具体的には、お客様からいただく仕様書をもとに、最適なポンプを選定し、基礎設計を行います。その設計結果をもとに、仕様書へのコメントや原価見積を作成し、海外営業担当者と連携して、設計内容やコストを精査して最終的な受注につなげます。
私が所属する大型グループは、取り扱うポンプのすべてがオーダーメイドで、一から基礎設計を行う必要があります。お客様の要望に応じて最適なポンプを提案することが求められるため、受注の初期段階からプロジェクトに関わる重要な役割を担っています。
受注の初期段階から関わり、自分の設計が最終的な製品につながることを実感できるのが、この仕事の魅力です。図面やデータだけだったものが実際の機械となり、お客様の現場で稼働している姿を見ると、「自分の仕事が社会で役立っている」と強く感じます。

入社してから特に成長したと感じるのは、業務の効率化に対する意識と英語スキルです。
業務に必要な情報や資料が個人で管理されていることが多く、作業の効率が上がらないという課題がチーム全体にありました。そこで、メンバーと協力しながら、構造がはっきりしていないポンプでも誰でも見積もりを取れるように、技術情報や資料を整理して共有する仕組みを整えました。これにより、業務の効率が大きく向上し、より幅広い案件をスムーズに処理できるようになりました。自分自身もこの活動に参加する中で、普段使用しているソフトウェアへの理解が深まり、仕事の質を高める意識が身につきました。
また、英語力の向上も大きな成長のひとつです。入社当初は英語を読むことも書くことも、ましてや話すことも苦手でしたが、現在の部署での仕事や、入社6年目にドバイに3年間赴任した経験を通じて、英語への抵抗感がなくなりました。
まだまだ学びの途中ですが、業務や経験を通じて少しずつスキルを磨いています。

私にとって一番のターニングポイントは、海外で働いた経験です。これまでも課題やお客様のニーズは意識していましたが、現地で直接お客様とやり取りすることで、より深く理解できるようになりました。最初は、国や地域ごとに商習慣や考え方が異なることに戸惑うことも多く、「どう対応すればよいのか」と悩む場面もありました。
実際に現地でお客様の声を聞き、現場の状況を肌で感じることで、「その課題に対して何が本当に必要か」を具体的に考えられるようになりました。
この経験を通じて、相手の状況やニーズに応じた提案を調整する力を身につけることができ、今の業務でも大いに活きています。単に数字や仕様を示すだけでなく、相手の立場や課題を理解したうえで提案することで、成果につなげられるようになりました。
また、視野が広がったことで、柔軟で戦略的な視点を持って業務に取り組めるようになったと実感しています。

学生時代に学んだ理論をそのまま使う機会は多くありませんが、基礎的な知識や考え方は確実に活かされています。
たとえば、大型ポンプを一から設計する際には、軸まわりの構造検討やシャフトサイズの計算を行います。その際に参照する計算書には多くの数値や条件が示されていますが、機械工学で学んだおかげで、「なぜこの数値が設定されているのか」「どんな意図でこの計算が行われているのか」を感覚的に理解することができます。
単に計算結果を確認するだけでなく、その背景にある理論や目的を踏まえて設計判断ができる点に、学生時代の学びが生きていると感じます。
理論を実務に結びつけて考える力は、設計者としての自分を支える大きな土台になっています。
| 8:00 | 勤務開始(メールチェックなど) |
|---|---|
| 9:00~12:00 | 仕様書の確認とポンプの選定 |
| 13:00~16:00 | ポンプの基礎設計と原価見積 |
| 16:00~16:30 | 個々の業務の改善活動 |
| 16:30~17:00 | 営業と打ち合わせ |
| 17:30 | 退社 |
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