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酉島製作所 採用特設サイト トリシマポンプ

グローバルで、ムスリムも働きやすい。
3社目で理想の職場に出会えました。

自動車部品メーカー入社>2023年トリシマ入社
技術本部 高圧ポンプ設計

派遣社員から、念願の正社員に。

インドネシアの大学に通っている頃、日本の人材派遣会社が採用活動にきていたのがきっかけで、新卒で日本の自動車部品メーカーに入社しました。仕事は、バンパーやギヤボックスなどの設計。機械工学出身なので技術レベルの高い日本で働けることはとても刺激になり、日本語も覚えられて充実していましたが、5、6年経っても派遣だったので、やっぱり正社員になりたくて。ちょうど妻が転職で関西で仕事が決まったタイミングもあり、私も関西で仕事を探すことにしました。そこで思い出したのが、大学時代の同級生が働いている会社、ここトリシマです。技術力が高く、グローバルで、ムスリムも働きやすいとよく聞いていたので、理想的かも、と思い採用サイトから申し込みました。2回の面接を経て、無事、正社員採用が決まったときはとても嬉しかったです。実際、働いてみると、食堂ではムスリムフレンドリーの食事を用意してくれているし、お祈りルームがあって自由に利用できるし、確かに働きやすい。インドネシア人だけでなく、インド人やタイ人、英国人など、他にもいろんな国の人がいて、日本人も外国人もそれぞれのスタイルで自然に溶け合っている感じです。

大学時代に分かったつもりでいた「ポンプ」、とはまるで違う、奥の深い世界。

ポンプの仕事については、最初は正直、そこまで面白いものとは思っていませんでした。というのも、大学の卒業論文では水処理プラントの設計について書いたのでポンプの基礎知識はありましたし、流体解析もしていましたが、ポンプはあくまでもプラントを構成する機器の一つ。必要な流量と圧力を入れさえすれば簡単に選定できるもの、というくらいの認識だったんですね。ところが、ポンプ専門メーカーのトリシマにきて、その印象はガラリと変わりました。

トリシマが扱っているポンプは、発電所や海水淡水化プラントなど向けの極めて高い技術力が求められるポンプで、使われる液体も使われる条件も一台一台違います。最初は比較的やりやすい機種からはじめ、少しずつ経験を積ませてもらうにつれ、ポンプの仕事の奥深さ、面白さに目覚めています。それに、自分の設計したポンプが、アメリカの発電所やサウジアラビアの海水淡水化プラントでちゃんと動き、水や電気という人間になくてはならいもののインフラを支えている、と思うと、とてもやりがいを感じますね。

日本でいろんな経験を積み、いつかは海外拠点で働きたい。

前の会社は従業員数何万人という規模だったので、それに比べればトリシマは全然大きな会社ではありません。どちらにも一長一短ありますが、小規模だからこその魅力もいっぱいあります。たとえばとくに思うのは、前の仕事では自分の部品だけ作っていればいいというか、そこしか見えていなかったのですが、トリシマでは営業や調達、生産、品質管理、出荷までいろんな部署の人と関わりながら全プロセスを通してポンプづくりに関われるのが面白い。また、本社オフィスと工場が同じ敷地内にあり、鋳造から加工、組立、試験までここで行っていますから、パソコンとにらめっこしてても分からないときも、現場に行って現場の人に話を聞くことでヒントをもらえることもあります。そのぶん仕事量も勉強しないといけないことも増え、大変ではありますが、すべてが自分の力につながると思い前向きに取り組んでいます。将来的には、海外本部での営業や見積もりなど設計以外の仕事でも経験を積み、より広い視点を身に着けていきたい。トリシマは海外にも支社支店がたくさんあるので、いつかは海外拠点でマネジメントレベルの仕事をめざしていきたいです。

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