サステナビリティ

社会(Society):
労働環境(安全衛生)

労働安全衛生方針

基本理念

当社はポンプを中心とした製品の開発・製造をはじめとする事業活動を通じて社会に貢献すると共に、社員が安心して働ける「安全衛生環境の創造」と「健康の保持・増進」をQCDの基盤と位置づけ、安全衛生基本方針を定めて、常にスパイラルアップを図る安全衛生文化を構築します。そして、永久に成長しつづける、活力ある企業になることを目指します。

基本方針

  1. ISO45001に基づいた労働安全衛生マネジメントシステムを構築し、継続的な改善活動を通して常に安全衛生水準の向上を目指します。
  2. リスクアセスメントを通して職場の危険有害要因を明確にし、対策を打ち続けることにより着実にリスクを低減させます。
  3. 安全衛生関係法令および社内基準を順守し、より一層の安全衛生管理に努めます。
  4. 全従業員のみならず、関係者の協力の下にコミュニケーションを図り、全員参加の快適な職場作りを目指します。
  5. 従業員の教育・訓練活動を通じて、安全衛生意識の向上を図り、インシデントの予防、事故・災害ゼロを目指します。
  6. 安全衛生活動の実行に当たっては、適切な経営資源を投入し、効果的な改善を継続的に実施します。

2022年4月1日
株式会社酉島製作所
代表取締役CEO
原田 耕太郎
OHSMS総括管理者
大家 満彦

ISO45001

従業員および関係者とともに安全な職場環境づくりを進めるため、労働安全衛生マネジメントシステムの認証を取得し、安全衛生活動を推進しています。

安全衛生水準の向上

トリシマでは、安全衛生水準の向上(工場における労働災害の防止に向けた取組み)として、安全パトロールの実施、ヒヤリハット活動や5S活動、安全衛生教育、リスクアセスメントに基づく安全対策、社内安全衛生大会などを実施してます。
さらに、トリシマ本社工場内に常駐する協力会社と合同で安全衛生活動の向上をめざした月次の「協力会社安全衛生協議会」や、営業所においては工事現場での協力会社と共に「地区安全大会」を開催しています。協力会社とともに技術力を向上させ、安全衛生への意識向上に努めています。

具体的な取組み

ヒヤリハット活動

ハインリッヒの「1:29:300の法則」で示されるとおり、1つの重大な事故の背景には、29の軽微な事故、そして300件の「ヒヤリハット」不安全行動・不安全状態があります。2022年度は「ヒヤリハット」をきちんと拾い上げていく取組みを実施し、リスクの見える化を図りました。さらには、これにもとづく職場の改善とレベルアップを行い、安全な職場づくりと業務改善に繋げることができています。

通路にセンターラインを追加

ヒヤリハットbefore

Before
フォークリフト運搬作業が重なる時間帯で衝突のヒヤリハットが頻繁に発生

ヒヤリハットafter

After
フォークリフト往来時の作業導線が明確になったうえに、トレーラーのバック走行時の目安にもなっており、事故防止と作業性の向上に繋がっている

リスクアセスメントに基づく安全対策

工場にある設備や作業面から危険性や有害性につながるリスクを洗い出し、事故防止のための安全対策を講じています。

フォークリフトマーカーを取付けることにより、荷の下にどの程度フォークが入っているかの確認が容易になり荷物の落下を防止。また、作業中フォークリフトの周囲にライトを照射することにより、周辺の作業者への注意喚起となり、フォークリフトへの接触防止となっています。

フォークリフト

フォークリフトの安全対策例

組立ロボット周りに、人との接触防止を図るための防護柵を、また、扉を不用意に空けると機械が自動で止まるインターロックを設置しました。

加工機械の安全対策例

加工機械の安全対策例

安全衛生教育

労働災害を防止するために、設備や作業環境などの整備や改善といった物的な対策はもちろん、研修や社員教育、啓発を通して、作業従事者の技能や知識の習得や向上といった人的な対策も施し、安全衛生水準の向上を図っています。

2022年度には陸上貨物運送事業労働災害防止協会(陸災防)主催のフォークリフト荷役検定の出張試験を本社工場内で実施。フォークリフト資格取得後も安全に運転する手本となり、指導者としての技能向上を図りました。

安全衛生教育現場

QRコード利用による健康確認と保護具点検記録

毎日の習慣として簡単に素早く健康確認と保護具の点検記録を取れるよう、QRコードを会社支給のスマホで読み取る方法を導入しました。

※「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

QRコード読み取り

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