サステナビリティ

社会(Society):
社会との共生

「地球で暮らす、すべての人がハッピーになれる未来へ」
トリシマは企業市民として、地域社会との調和をはかり、ひいては社会全体との共生・サステナブルな社会を実現するため、社会貢献活動にも積極的に取り組んでいます。

地域貢献

高槻城公園芸術文化劇場
「トリシマホール」

トリシマ本社のある大阪府高槻市では、市民会館に代わる新たな文化施設「高槻城公園芸術文化劇場」が2023年3月にオープンしました。その劇場の中核を担い約1,500席を有する北摂最大規模の大ホールのネーミングライツパートナーとしてトリシマが選ばれ、「トリシマホール」として市民の皆様に親しまれています。

高槻城公園芸術文化劇場

高槻城公園芸術文化劇場

このほかにも地元高槻の企業として市民工場見学会や高槻シティハーフマラソン・高槻市民ふれあい運動会への協賛、たかつき産業フェスタへの出展など、地域の文化芸術の発展・スポーツ振興に貢献しています。

高槻シティハーフマラソン

敷地の沿道緑化と外周清掃

2021年3月に竣工した本社工場ビルの建設と合わせて塀を改修し、緑化しました。 地域の人々の生活動線でもある沿道が緑で潤いのある景観となっています。
また、コロナ禍後、十数年継続している本社工場ビル周辺の環境パトロールを再開しました。街の景観が損なわれるような不法投棄はないかなどを確認し、従業員による月2回の清掃を実施しています。

沿道緑化と外周清掃の例

「淀川(高槻市域)と芥川の大掃除」

琵琶湖を源とし、大阪を悠々と貫き、大阪湾に注ぐ淀川。この「淀川水系一斉美化アクション」の一環として「淀川(高槻市域)と芥川の大掃除」に参加しています。毎年、天然のアユが遡上する前に実施され、水辺環境の保全とマナーの向上に繋がっています。

佐賀県「森川海人っプロジェクト」

トリシマは、中興の祖である故・原田龍平の出身地である佐賀県にゆかりがあります。その佐賀県で、2017年の九州北部豪雨によって被った大きな被害が契機となり、県民一人ひとりが環境保全への意識を高め、森・川・海そして人とのつながりを見つめ直そうと「森川海人っ(もりかわかいと)プロジェクト」が立ち上がりました。トリシマは、2022年にプロジェクトの一環である「山林の整備や環境保全に関する協定」を結びました。そして、2032年までの10年間、21世紀県民の森(佐賀市富士町)にある1,015平方メートルの区画を「トリシマの山」として、広葉樹の植林や下草刈りなどの森林保全活動を行います。協定締結式で佐賀県の山口祥義知事は「河川などで県の水害対策を担っている企業が、森で貢献いただくのはプロジェクトの狙いそのもの」と歓迎の意を表されました。

仙台市「広瀬川1万人プロジェクト」

杜の都・仙台のシンボルである広瀬川を多くの市民が親しめる川とするため、「100万都市仙台の1%・1万人」をキーワードとして、自然環境を守る活動が展開されています。トリシマも実行委員として清掃活動などに参加しています。また、宮城県スマイルサポーターとして、宮城県管理施設(道路・河川・海岸・公園等)の清掃や緑化作業の活動もしており、自分たちが暮らす地域への愛着や誇りが増すような「住民参加のまちづくり」の一役を買っています。

広瀬川1万人プロジェクトの様子

教育支援

トリポンスクール

次世代を担う子どもたちの将来への夢や希望を育むことを目的に、2008年度より大阪府高槻市本社・工場の近隣にある小学校へ「ものづくりの楽しさややりがい」を伝える出張授業を行っています。講師役は各部署から選抜された若手社員チームで、半年がかりで授業の企画から実施までを行い、子どもたちと共に社員も学び、成長するプログラムです。

トリポンスクールの様子
トリポンスクールはこちら

小・中学生を対象とした出張授業

支社店の近隣の小中学生を対象とした出張授業も毎年、行っています。「ポンプ学習会」と題し、地方のさまざまなポンプ場に小学生が訪れ、実際にポンプを見ながらポンプや水の大切さについて学んでもらっています。また、ときには中学生のキャリア学習の一環として企業と中学校のコラボレーションを実施。生徒たちにはポンプの役割を知ってもらいつつ、情報収集から整理、分析、プレゼン発表まで、普段の授業ではなかなか得られない経験をしてもらい、さらにチームワークを通して、コミュニケーション能力や探究力を養ってもらっています。

トリポンスクールの様子

トリシマポンプが稼働する排水機場にて
小学生にポンプ学習会を実施

被災地支援

被災地ボランティア活動

近年、大規模な地震や台風、豪雨などによって人命や社会生活に大きな被害が生じる災害が増えています。そこで、被災地支援の一環として、社員ボランティアをトリシマから派遣。また、台風や豪雨などの災害で、生活の基盤を支える水インフラ設備が被害を受けた場合には、ポンプ設備の迅速な被災状況の把握・復旧作業に尽力しています。

被災地支援の様子
被災地支援の様子

豪雨後、浸水した排水機場の復旧作業

海外グループ会社での地域貢献

海外のグループ会社でも、事業活動とともにCSRの重要性を認識し、各地域の従業員が率先して社会貢献活動を推進しています。

インドネシアでの教育支援・災害ボランティア

トリシマ・インドネシアでは、ラマダン(イスラム暦の断食月)と社員研修旅行の際の年に2回、近隣の孤児院を招待し、地域コミュニティの誰もが教育を受けられるよう、学校用品の寄付や学業のサポートを行っています。また、大地震などの災害が起きた場合には、被災者支援のボランティアを派遣したり、医薬品や食料、衣類などを支援してます。

孤児院へ訪問2022年に発生した西ジャワ州

孤児院へ訪問

Cianjurでの地震による被災地への支援

2022年に発生した西ジャワ州Cianjurでの
地震による被災地への支援

インドでの教育支援

トリシマ・インドでは、貧困層の教育が最善のCSRだと判断し、貧困層が通う学校や言語的少数民族の学校などの修繕や学業用品の寄付を行っています。学校は政府からの資金援助も受けていますが、適切な維持管理を行うには十分ではありません。トリシマ・インドでは、2016年から学校の修繕や寄付を始め、現在では6校目となっており、今後もさらなる学校を支援していく予定です。

小学生の遊具などを寄付

小学生の遊具などを寄付
子どもたちの笑顔が私たちへの
最高のプレゼントとなった

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