エコアドバイザーに聞く!

省エネ効果の大きいポンプ6パターンEnergy saving

(1)バルブで流量を調整しているポンプ(2)インバータで固定運転しているポンプ(3)年間の稼働時間が長いポンプ(4)電動機の定格出力が大きいポンプ(5)老朽化しているポンプ(6)新規設備に導入するポンプ

エコアドバイザー 定影 正人【1997年トリシマ入社。設計部門、品質マネジメント部門を経て、エコポンプ部隊に配属。<br />穏やかな人柄と分かりやすい説明で頼れるエコアドバイザー!今日も熱心に「ポンプde省エネ講習会」をこないしています。】

ポンプの専門家でもない限り、ポンプの省エネと言われても、なかなかピンとこないもの。ましてや、自社で使っているポンプがどういう状態なのか、ほんとに省エネできるのか、正確に把握している人は少ないのではないでしょうか。

そこで、トリシマのエコアドバイザーが、「こんなポンプなら、確実に省エネ効果が出る!」と自信を持って言える6パターンを紹介。
御社のポンプはどうですか?実はこのどれかに当たるパターンが意外に多いんですよ。

パターン1:バルブで流量を絞って運転しているポンプ

まず検討して欲しいのが、バルブを絞って運転しているケース。せっかくのポンプの仕事をバルブで絞っている場合は、バルブ絞りを小さくできるポンプを選定するか、インペラカットで仕様点を合わせることが有効です。

トリシマではお客様の設備状況(ポンプ要求仕様点)に対して、ポンプの余分な消費動力を抑えるために、インペラの外径加工(インペラカット)を行っています。(汎用ポンプでインペラカットをしているのはトリシマだけ!)余分な圧力・余分な動力を削減することで省エネが期待できます。

エコポンプの特長|セミオーダーの3Dインペラカット

成功事例|仕様の最適化で成功 インペラカットで省エネ

パターン2:インバータで固定運転しているポンプ

インバータの導入は、季節変動や昼夜の時間変動など、運転点を変動させて使用する場合には有効な手段です。ただし、「変動不要」の場合、たとえば、当初計画時に余裕をみており、実際運用を始めるとそこまで流量や圧力が必要なかったというケースや設備を更新し、負担が小さくなったケースでは、オーバースペックのポンプを小さくするためだけにインバータが導入されています。

そういったケースでは、50Hzや40Hzといった周波数で固定して運転しています。ここでも、インペラカットにて仕様点を合わせることが有効です。

ポンプでの省エネは インバータを入れて終わったと思っていませんか? エコポンニュースvol.37(PDF)

エコポンプの特長|セミオーダーの3Dインペラカット

成功事例|インバータ導入済みポンプでも省エネ成功!

パターン3:年間の稼働時間が長いポンプ

稼働時間が長ければ、単純に効果の絶対値は高くなります。たとえば、消費電力が10%削減できるポンプに更新しても、1日2時間しか運転していないポンプと20時間運転しているポンプでは、得られる効果は10倍違います。
省エネを実施するポンプの優先順位を考えるときに、実際の稼働時間を考慮するのは必須です。

成功事例|ピークカットダウンを目標に、ポンプをまとめて高効率化

パターン4:電動機の定格出力が大きいポンプ

パターン3と同様に、効果の絶対値が大きくなります。3.7kWのモータと37kWのモータでは、得られる効果は10倍違います。もちろん、3.7kWでは効果が出ないという意味ではないので、工場や設備で容量の大きいポンプを優先的に選ぶといいでしょう。

パターン5:老朽化しているポンプ

老朽化の更新でよくあるケースとして、既設で使用しているメーカーの同型式のポンプに更新するケースです。取り合い寸法が同じなので、配管工事も必要もなく、手軽に更新できます。それが許されていた時代もありますが、現在は、状況も環境も違います。
「今、なぜポンプdeエコか」のページでも説明していますが、ポンプは、電力費がライフサイクルコストの約90%を占めます。工事費を考慮しても、ランニングコストで大きく差が出るケースが多々あるため、更新の際は、高効率の機器に取り替えることを検討するといいでしょう。

「老朽化ポンプの更新は省エネのチャンス」 エコポンニュースvol.22(PDF)
「老朽化ポンプの更新は省エネのチャンス」 エコポンニュースvol.18(PDF)

ポンプのランニングコストに注目!ライフサイクルコストについて

成功事例|経年劣化したポンプの仕様を見直し、ポンプとモータの効率をアップ!

パターン6:新規設備に導入するポンプ

エコポンプ&TUモータ新規設備導入事例:契約電力料金:年間約140万円コストダウン、(15年間で2,100万円コストダウン)新規設備を建設する際は、チャンスです。実際、最近では、使用するポンプのランニングコストまでをご検討されるお客様が増えてきました。
使用状況にもよりますが、メンテナンスをしっかりすれば、ポンプは15~20年は使うことができます。選定するポンプによっては、15年もの間、ムダなエネルギーとコストを費やすことになります。
たとえば、ポンプ28台が計画された新規設備において、省エネ提案を行った事例があります。当初採用を予定されていたポンプに対し、効率のよいエコポンプと超高効率モータのTUモータを使用することで、電動機容量ご合計152kW小さくすることが可能となり、契約電力を年間約140万円ほど抑えられるというシミュレーション結果が出ました。
ポンプの寿命を15年とした場合、エコポンプを採用することで、当初の予定よりも契約電力コストだけでも15年間で、2,100万円のコスト削減試算となりました。

「新規設備でエコポンプ導入検討は重要」 エコポンニュースvol.27(PDF)

ポンプのランニングコストに注目!ライフサイクルコストについて

省エネ効果の大きいポンプ|PDFで読むエコポンプニュースvol.29

詳しくは、いつでもお気軽にエコアドバイザーにお問い合せください!

うちのポンプも当てはまる?省エネ・節電できる?

と思ったら、かんたんweb診断「省エネシミュレーション」か、より詳しく診断する無料の「ポンプ診断」をお申し込みください。エコアドバイザーがお客様のポンプをプロの視点でチェックさせていただきます!!

▲ページの先頭に戻る