エコポンプニュース エコポンプニュース Vol.52「省エネ大賞」 エントリー中!お知らせ

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※2014年10月現在の原稿です

1次審査通過、優秀プレゼンテーション賞受賞!

省エネ大賞とは?

一般財団法人省エネルギーセンターが主催、経済産業省が後援する表彰事業で、省エネルギーを推進している事業者や省エネルギー性に優れた製品を開発した事業者を表彰するものです。
省エネルギー意識の浸透、省エネルギー製品の普及促進、省エネルギー産業の発展及び省エネルギー型社会の構築に寄与することを目的としています。
1990年より続く名誉ある賞で、経済産業大臣賞、資源エネルギー庁長官賞、省エネルギーセンター会長賞などの種類があります。

「ポンプdeエコ」で優秀プレゼンテーション賞受賞

省エネ大賞応募テーマの中から、第1次審査を通過した受賞候補の公開審査を兼ねて東西2地区で省エネ大賞地区発表大会が開催されました。
企業等における省エネ活動推進や製品・ビジネスモデルの開発などに貢献できるアイディア、新たな省エネのヒントが得られることから、発表関係者だけでなく省エネに関心の高い方々も多く参加されています。
今年度は、10月9日・10日の2日間にわたって、省エネ大賞応募140件の中から第1次審査を通過した受賞候補72件が発表に挑みました。
この大会は、先進性・独創性・普遍性の高い効果的な省エネ・節電事例や最新のテクノロジーを駆使した製品・ビジネスモデルなどが一堂に会す貴重な機会でもあります。

トリシマは高効率運転で高い省エネを実現した「エコポンプ」を応募し、無事に第1次審査を通過。そして、省エネ大賞地区発表大会の西日本地区、第1日目(10月9日)に、「ポンプdeエコ」というテーマで発表し、優秀プレゼンテーション賞を受賞しました。

トリシマの「ポンプdeエコ」活動

トリシマがポンプ製造を始めて今年で96年目を迎えますが、その中で「ポンプdeエコ」の歴史は浅く、まだ5年程度です。
今回の省エネ大賞への参加は、トリシマとしてもこの5年間を振り返るよい機会となりました。

日本国内だけでも沢山のポンプが日々稼働しています。
しかし、これらは無駄を含んでいることが多く、仕様を見直し、適正化・高効率化することで省エネが期待でき、特に小型の汎用ポンプでは大きな省エネが期待できます。
しかし、活動当初はポンプでの省エネは全く知られていませんでした。
そこで少しでも多くの方にポンプでの省エネを知っていただくために、ポンプ講習会や現地調査などの活動に取り組んできました。
ポンプ講習会には現在までに延べ2,000人以上の方にご参加いただき、また省エネ提案でポンプを導入いただいた事業所は431拠点になりました。
しかしこの導入数は世界で稼働しているポンプでみるとほんのわずかな数字です。まだまだポンプでの省エネは大きな可能性を秘めています。

今回の省エネ大賞への参加を一区切りとし、これからも「ポンプdeエコ」の活動を活発化させていきます。そしてより多くの方に「ポンプdeエコ」を知ってもらい、当社のエコポンプが世の中のお役に立てればと考えます。

省エネ大賞発表は?

まずは10月下旬~11月にかけて現地確認審査が行われます。その後、来年の1月中旬頃に省エネ大賞の審査結果が発表されます。
最新の省エネ事例やテクノロジーを知ることのできる省エネ大賞。エコポンプの応援よろしくお願いします!

「ポンプdeエコ2014ジャカルタ」開催!
~Go Green with Pumps in Indonesia~

中国・インド・アメリカにつぐ第4位の人口大国であり、日系企業の進出が目覚ましい国・インドネシア。
この国の首都ジャカルタで8月28日に「ポンプdeエコ2014ジャカルタ」を開催しました。

何故インドネシアでポンプdeエコ?
経済成長著しいインドネシアは、世界でも有数の温室効果ガス排出国であり、日本と同様省エネが必須のものとなりつつあります。
さらにインドネシア電力庁は2014年5月に産業向け電気料金を年内に最大約60%値上げする旨を発表しました。値上げ対象は上場企業約1万社になる見通しであり、各企業は早急な省エネ対策を迫られています。

実際、インドネシアでは省エネのニーズが高まりつつあり、多くの企業ですでに電気のLED化、節水・節電による水道・電気代の節約などを実施されています。
しかし、今後もっと省エネを進めるには何をすればよいのか?という悩みを持たれている方も多くいらっしゃいました。

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ポンプdeエコ開催!
省エネのニーズは高まりつつある一方、やはりポンプで大きな省エネができるということは全く知られていません。
そこでまずポンプで省エネが出来るということを一人でも多くの方に知っていただくため、第1弾として日系企業も多く入居する丸紅工業団地MM2100で入居者の方々を対象とした「ポンプdeエコ講習会」を開催しました。
講習は1時間30分という限られた時間でしたが、約20名のインドネシア人・日本人の方々にご参加いただきました。
当日は、日本語・インドネシア語・英語で「ポンプdeエコ」の概要、エコポンプの特徴についてプレゼンテーションを行いました。
プレゼンテーション後は、質疑応答も活発に行われ、インペラカット・高効率ポンプなどエコポンプが一般の汎用ポンプとどう異なるか理解していただきました。

今後の展開
現在はMM2100に焦点をあてて活動をしていますが、今後はインドネシア全体、さらにはタイ・マレーシアなどの周辺国でも取り組んで行きたいと考えています。
これからは日本だけでなく、トリシマがスローガンとして掲げる「ポンプで地球を救う」を世界で実現していきます。

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