
こんにちは!酉島製作所のトリポンです!
ポンプの電気代、少しでもお得にしたいと思ったことはありませんか?
実は、ポンプの「効率」こそが、電気代を抑える最大のカギ!
ポンプの効率を上げるだけで、驚くほど消費電力を削減できるんです!
今回は、ポンプ効率が電気代にどのように影響するのか、
そしてその計算方法をわかりやすくお伝えします。
これを読めば、きっとポンプ選びの考え方が変わるはずです!
ポンプ効率が電気代に与える影響
ポンプを使っていると、どれだけ電気を使っているか気になりますよね。
ポンプを動かすために必要なエネルギー(これを「軸動力」と呼びます)は、
ポンプの効率に大きく関わります。
もしポンプ効率が悪いと、同じ吐出し量や全揚程でも無駄に電力を使ってしまうんです。
でも、ポンプ効率を上げるだけで、
必要な電力が少なくなり、電気代がグッと安くなるんですよ!
ポンプ軸動力の計算方法
ちょっと難しそうに聞こえるかもしれませんが、心配しないでください!
ポンプの”軸動力(P)”を計算する式は、次の通りです:

ρ:揚液の密度 g:重力加速度 Q:吐出し量 H:全揚程 η:ポンプの効率
この式を見ると、「ポンプの効率(η)」が高いほど、必要な軸動力(P)が小さくなることがわかります。
つまり、ポンプの効率が良いほど、電気をムダにしないということです!
消費電力の計算方法
ポンプはモーターで動かされていますが、モーターにも効率があります。
なので、モーター効率を考えた消費電力の計算方法も大切です。
「消費電力(E)」の計算式は、次の通りです:

P:軸動力 ηmotor:モーターの効率
モーターの効率が悪いと、軸動力が正しく伝わらず、余分な電力を消費してしまいます。
たとえば、効率が95%のモーターを使えば、軸動力が10kWの場合、実際の消費電力はおよそ10.5kWとなります。
しかし、効率が90%の場合は、11.1kWも消費してしまうのです。(差5.4%)
このように、効率の良し悪しは、電気代やエネルギー消費に直結します。
ポンプ効率が電気代を大きく左右する!

一般的に、モーター効率は90~95%と高めですが、
ポンプの効率は機種や運転条件によって大きく変わります。
例えば、清水で揚液の密度が1,000kg/m3で吐出し量が3m3/min、全揚程が40mの場合
効率の違いによる電気代の比較
🚩ポンプ効率70% → 必要な軸動力28.0kW
✅ポンプ効率80% → 必要な軸動力24.5kW
ポンプ効率が10%改善するだけで消費電力が約12.5%も削減できるため、
電気代も大幅に節約できます。
ポンプの効率が低いと、どれだけモーターの効率を上げても、
そもそもの電力消費が大きくなってしまいます。
モータ効率は60Hz、30kW、4Pの場合、
IE1が91.7%だがIE3は94.1%で効率差は2.4%。
つまり、「モーターの効率を気にする前に、まずポンプの効率を最適化すること」が重要です!
高効率ポンプを選ぶメリット
✅ 電気代を削減!
✅ CO₂排出量を削減し、環境にも優しい!
✅ 長期的なランニングコストを大幅にカット!
酉島製作所のポンプは、高効率設計でエネルギーロスを最小限に抑え、
電気代をしっかり節約できます!
ムダな電力を使わず、コストメリットの大きいポンプを選ぶなら、
ぜひ酉島製作所におまかせください!
トリポンと一緒に、お得で賢いポンプ選びをしましょう!