お役立ちコラム停止状態での長期間放置

 ポンプを長期間(1ヶ月以上)運転しない場合は、必ず短時間の慣らし運転を定期的に実施する必要があります。これを怠ると、錆などで回転体が固着(ポンプロック)してしまい、次に運転する際にポンプが全く動かないという事態になってしまいます。また、長期間運転しないポンプではケーシング内の揚液を入れたままにしておく必要があります。揚液を抜いてしまうと、空気に触れることから錆の発生が非常に早く進行し、短期間でポンプロックしてしまいます。ポンプロックの事例は数多くありますが、その都度ポンプを全分解して内部を清掃することになり、大きな費用がかかりますので適切な管理をお願いします。

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