お客様の声 エコポンプニュース Vol.47エコポンプ導入をトータルでサポート!!仕様の見直し省エネダウンサイズ(インペラカット含む)⾼効率化化学

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※2014年2月現在の原稿です

勉強会での認識共有で省エネを実現

今回は積水化学工業株式会社高機能プラスチックスカンパニーの滋賀水口工場にうかがいました。お忙しい時間の合間を縫って取材に応じてくださったのは、工務安全環境部の佐藤部長。工場全体に水を供給するという、非常に重要な役割を担うポンプでトリシマのポンプを採用してくださいました。

積水化学工業株式会社では、環境経営の方向性や達成レベルを示した長期ビジョン「Sekisui Eco-Frontier 2030」を策定され、誰もが「環境」を重視する社会の実現を目指した施策が行われています。
また、従来の製品より環境負荷低減効果を有する「環境貢献製品」が全売上高の38パーセントを占めるなど、「環境」重視の経営が進んでいます。

勉強会実施で導入サポート!

複数のコージェネレーションシ ステムとボイラーを最適稼働させ るための指標を導入し、雑誌で取 り上げられるほど注目されている 滋賀水口工場。高機能プラスチッ クスカンパニーでは2013 年度に おいて2008 年度対比エネルギー コストを15% 削減という目標が設 定されています。

「滋賀水口工場は 設備規模が大きく、省エネ目標の 絶対額が大きい。省エネ目標達成 の取り組みの一環としてエコポン プを導入しました」

と佐藤様。積 水化学工業株式会社では、長年ト リシマ製のポンプを多く使ってい ただいており、

「他の事業所に勤務していた時から、ポンプと言えば トリシマというイメージだったの で導入に抵抗はなかった」

とのこと。また、工場内の定例会合にて勉 強会を開催し、「ポンプde エコ」の 趣旨を説明する機会をいただきま した。
勉強会では、「ポンプde エコ の概要」でトリシマの省エネに対 する考え方やその方法を説明。さ らに、性能曲線の見方やポンプの 基本的な構造説明など、ポンプに ついての理解を深めていただくた めに、お客様のご要望に応じてさ まざまな内容を取り揃えています。

滋賀水口工場での勉強会は、

「ポン プの原理・原則から説明してもら えてありがたかった」

一連のサポート体制に裏打ちされた省エネの取り組み!

ポンプは、運転状況により銘板 上の数値と実際の数値が異なる場 合があります。そこでトリシマで は、勉強会に加え、現場に出向いて 導入に向けた事前測定、導入後の 結果を把握する事後測定を実施し ています。それに基づく省エネ提 案、省エネ報告会を行うことで、安 心してポンプを導入してもらえる 体制を整えています。佐藤様から も

「現状把握から納入後の計測・ 報告までしてくれるという期待 感」があり、「売りっぱなしではな く、イニシャルコストは多少高い かもしれないけど、低ランニング コスト性能のような、トータルで 考えた省エネというコンセプトが 一連の営業活動から伝わってき た」

と、うれしいお言葉をいただき ました。勉強会をはじめ、一連のサ ポートを通してお互いの認識を共 有できたからこそ、最適な提案が でき、それを受け入れていただい たことによって大きな省エネへと つながりました。

ポンプの更新で軸動力もコストも大幅削減!

さて、滋賀水口工場では、勉強会 の効果もあって、「ポンプで省エ ネ」という意識が急速に高まって おり、現在27 台のエコポンプが稼 働中。その中で、今回紹介するのは、 配水ポンプ3 台の取り替え事例。 仕様の見直しとインペラカット、 さらにはポンプの高効率化によっ て、省エネ効果は平均で25.7% と いう結果になりました。

「ポンプの現地診断をしてもらったのも初めてでしたし、(省エネ提案書の)グラフも分かりやすくてよかったです」。

以前から

「バルブを絞っている など、よくない運転の仕方だとは 認識していた」そうで、「もともと 潜在的な省エネ効果には期待して いて、想定通りの結果がでた」

との ことです。 省エネによるコスト削 減額についても、

「様々な省エネ施 策があるが、これだけの削減はな かなかできない」

ほど大きな金額 になり、満足していただけました。

勉強会は省エネへの第一歩

現在も、着実に導入実績を伸ば しているエコポンプ。それはお客 様の協力があってこそ成し得るこ と。
勉強会や報告会を通して、さら に「ポンプde エコ」の認知度を拡 大し、お客様の省エネに貢献して いきます。

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