ポンプの色って、実は見た目だけの話じゃないんです。
色には、安全性や耐久性、現場との調和など、さまざまな役割があります。
酉島製作所では、そんな塗装の大切さをしっかり考えて、製品づくりに活かしています。
今回は、ポンプの塗装色に込められた意味や、私たちのちょっとした“こだわり”をご紹介します。
やっぱりこの色!おなじみの「酉島グリーン」

酉島製作所のポンプといえば、やっぱり緑色(グリーン)。
この色は、私たちの製品を象徴するカラーとして、長年親しまれてきました。
現場で見かけたときに”あっ、これは酉島のポンプだな”とすぐにわかっていただける
そんな認知性の高さも、この色ならではの特徴です。
さらに、グリーンは周囲の環境に自然に溶け込みやすく、
やさしい印象も与えてくれるんです。
見た目にも、気持ち的にも、心地よい色なんですね。
安全のためにも、色が大切
実は、安全面でも塗装色はとっても大事なんです。
たとえば、化学工場や精油製所のような危険物を扱う場所では、
ポンプの色を使って「ここは注意が必要」とわかりやすく伝えることができます。
また、回転部分などの危険なところには、JISで定められた赤・黄色・オレンジといった安全色を使うこともあります。
酉島製作所では、そうした現場での安全を守るために、
用途やご要望に応じた色選びもお手伝いしています。
過酷な環境では、塗装が命
設置場所によっては、塗装の質がポンプの寿命を左右することもあります。
たとえば…
- 海沿いの現場では、塩害に強い塗装
- 化学薬品を扱う場所では、耐薬品性に優れた塗装
など、環境に合わせた塗装仕様が必要です。
酉島製作所では、現場の条件にぴったり合う塗装技術をご提案し、
長く安心して使っていただけるポンプをお届けしています。
高温の揚液にも強い塗装で安心
ポンプで扱う液体が高温になる場合、実は塗装にも気を配る必要があります。 高温の揚液にさらされると、 塗装が変色したり、剥がれたり、劣化してしまうことも。 こういう場合は、耐熱性に優れた塗料を使用。 たとえば、製鉄所やボイラー設備など、高温の液体を扱う現場でも安心して使える塗装を採用しています。

色にもストーリーがあります
酉島製作所のポンプといえば緑色。 でもその「色」には、認知性、安全性、耐久性、現場との調和など、 たくさんの意味とこだわりが込められています。 現場の環境に合わせた塗装選びも、酉島製作所の大切なご提案のひとつです。 次にポンプを見る機会があったら、ぜひ色にも注目してみてくださいね。